1. 範囲:最初の版で何をするか
自分の費用を試算する、架空の見積もり計算ツールを考えます。数量、単価、送料を入力して合計を表示。最初の版では、顧客情報の保存や決済は扱いません。
要望にこの範囲を書き、答えの分かる例を加えます。数量10、単価12、送料8なら、結果は128です。自分もAIも、この例で計算を確認できます。
アカウント、注文、決済を加える予定なら、それぞれ必要なことを書き出し、できることと時間に合わせて版を分けます。
2. 操作:開いてから結果を見るまで進めるか
初めての人のつもりで、ページを開き、項目を入力し、計算して結果を見つけ、入力を変えて再計算します。単位、金額、案内がどこにあるかも見ます。
スマートフォンでも操作し、キーボードがボタンを隠さないか、結果が見つけにくくないか確認します。手順と入力を残せば、変更後にも繰り返せます。
3. エラー:次に何をすればよいか分かるか
数量を空欄にする、単価を負の数にする、数量に小数を入れる、といった入力を試します。直す場所が分かり、修正後に続けられる案内になっているか見ます。
外部サービスを呼ぶなら、失敗やタイムアウトも確認します。読み込みが終わらなくならないか、再試行できるか、記録が重複しないか。実際の機能に合わせて確認し、静的な計算ツールに不要なバックエンドを加える必要はありません。
4. データ:何を保存し、誰が見られるか
入力が今のブラウザーだけに残るのか、サーバーや第三者のサービスへ送られるのかを確認します。業務資料を保存するなら、閲覧・変更できる範囲を決め、異なるアカウントで試します。
画面で内容を隠すだけでなく、サーバーでもデータの読み取り権限を確認します。架空の顧客情報ページの例では、自分の記録を読む場合と、別アカウントの記録を読もうとする場合を分けています。
5. 公開:オンラインでも同じ操作ができるか
プロジェクトに合うホスティングを選び、ビルド、公開、起動の手順を記録します。最終URLでHTTPS、スマートフォン表示、主要リンク、再読み込みを確認し、最初の入力例も試します。バックエンドがある場合は、本番設定、データの読み書き、エラーの確認方法も見ます。
公開前に動くバージョンを残し、戻し方を把握します。業務データに関わる変更なら、適切なバックアップを取り、コードを戻すときにデータをどう扱うかも確認してください。
確認を記録として残す
要望、動くバージョン、テスト入力、使い方、未解決の点を残します。公開後は使う予定の人に試してもらい、止まった場所を記録して影響に応じて直します。機能を増やしたら例も更新しましょう。
チェックリストの全文をダウンロードできます。まだ最初の段階なら、課題整理テンプレートで目標と範囲を書いてみてください。
よくある質問
機能が全部できる前に確認を始めてもいいですか?
一人でつくる場合もバージョンを残しますか?
公開した後は何をすればいいですか?
次に読む
- 未経験から初めてのWebサイト — 1ページの要望から始める
- 公開前のチェックリスト — 実際の機能に合う項目を選ぶ
- 問題が起きたときの調べ方 — 現象を残し、原因を絞る